【メルボルン6日AAP】6日開催されたメルボルンカップ競馬大会の10レースに対して賭けられた掛け金の総額は、昨年より減少したもののVIC州とNSW州で1億2千万ドルを超えたという。今年のレースへの掛け金が減少した原因として、出場馬がレース間近に出場を取り消したことや馬インフルエンザが広がったことが挙げられている。
VIC州では、昨年より約200万ドル少ない3270万ドルの掛け金がメルボルンカップレースに賭けられ、10レース全体では6130万ドルとなった。NSW州では、昨年の5290万ドルより少ない4520万ドルがメルボルンカップに賭けられ、フレミングトン競馬大会全体では6160万ドルとなっている。
出場予定馬だったザ・ファズ、メイビー・ベター、ガリックが大会間近に出場取消しを行ったことにより、700万ドル以上の掛け金の返金とNSW州とVIC州でのレースの取消が行われたという。メルボルンのフレミングトン競馬場で10万2411人の観客の見守る中、アウトサイダー・エフィーシェントが今年のメルボルンカップで優勝をおさめた。