【パース11日AAP】パース北部郊外の自宅のガレージにある子供用ベットに監禁されていた男児(6)が9日、児童保護職員によって保護された。発見時、男児は栄養失調で、体にはあざも見られた。また、体重はわずか12キロだった。
男児の保護者であるシャーリーン・ナタリー・カー被告(33)とトロイ・イアン・カー被告(31)は、自由の剥奪の罪で起訴された。
児童保護局(DCP)のテリー・マーフィー局長は、虐待を受けていたとされる男児と被告らとの親子関係は明らかになっていないが、男児は被告らの実の子ではないとの報告を受けていると語った。そのほか、同宅で生活していた5人の子供全員が保護された。5人の子供は被告らの実の子とされる。
男児は現在、プリンセス・マーガレット病院(PMH)で治療を受けている。DCPは、夫婦間の対立が報告された後の2005年下旬から2006年中旬にかけて被告らと接触していた。マーフィー氏は、被告らは家庭内暴力サービスや家族支援から調査を受けていたが、男児の安全性に関する懸念は事前に報告されていなかったとした。