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児童保護委員に通報されていた児童57人が死亡

   【ブリスベン14日AAP】児童死亡事例再調査委員会(CDCRC)が発表した新しい年次報告書によれば、昨年一年間でQLD州で児童保護局のファイルに既に載っていながら死亡した子供の数は前年から6人増の57人となり、この中7人は暴行を受け死亡、4人が自殺している。

   児童保護局に登録された児童数は前年の7万803人から8万6041人へ増加しており、登録されている子供の死亡率は10万人中66.2人と、同州全体の平均44.1人より高くなっている。死亡した子供の72%は4歳以下。

   また別の報告書によれば、同州で昨年の財政年度に死亡した17歳以下の子供は前年から83人増の509人で、この中382人が病気によって、104人が交通事故(45人)、溺死(18人)、自殺(19人)などの外部的要因によって死亡している。子供の自殺者数は前年より4人増加しており、19人中6人はアボリジニ、最も年少の自殺者は11歳の少女だった。

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