【ブリスベン26日AAP】労働党党首のケビン・ラッド氏の異例の人気が学生の間で高まっている。
選挙運動中、ラッド氏が学校周辺を通るたびに学生からは歓声が沸き起こる事態が発生していた。ラッド氏の人気は選挙後も引き続き高まりを見せている。
26日、ラッド氏とジュリア・ギラード副党首がブリスベン北部のサザン・クロス・カトリック・カレッジんお視察を行ったところ、約300人の学生らが構内の車道に並び、ラッド氏の登場を待ちわびるといった状況が発生。
歓喜に沸く女生徒たちは「ケビン 2007」と叫び、ラッド氏の到着を待った。ラッド氏が到着すると、女生徒たちの興奮は最高潮に達し、「ケビン、愛してる」と叫び始めた。
構内に入ったラッド氏とギラード氏はコンピューター教室へ向かい、労働党が今後取り組むべき教育課題を検討。その後、ラッド氏らは学生たちの歓声を浴びながら、学校を後にした。
「彼と握手したわ!絶対手は洗わない」と喜ぶ学生もいた。