【シドニー30日AAP】NSW州政府は12月1日の世界エイズデーにあたり、エイズ感染防止や治療に取り組んでいるNGOに対して2000万ドルを資金提供する予定である。
NSW州政府から贈られる資金は、NSW州エイズ評議会などのHIV感染者にケアやサポートを提供している41団体の間で分配されることになっている。
リ バ・ミーガーNSW保健相は「私たちはHIVについての情報を得て、新たな感染を減らしていくだけでなく、偏見もなくしてゆかなければなりません」とコメ ントしており、エイズ感染拡大を防止するための最善の手段は、コンドームの使用や定期的検査など、安全な性行為を実践することだと述べている。