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海岸での溺死者数が減少

 【シドニー1日AAP】オーストラリア全土で海岸での溺死者数が減少したことが、報告書で明らかになった。

 オーストラリア・サーフライフ セービング協会は1日、シドニーのボンダイビーチで最新の報告書を発表した。それによれば、06-07年の溺死者数は82人で、前回の96人を下回った。 内訳は、NSW州40人、QLD州8人、WA州12人、VIC州11人、SA州4人、タスマニア州4人、NT準州3人であった。また、全体の約85%にあ たる69人が男性で、13%がアルコールや薬物に絡んだ事故だった。海外からの旅行者の溺死者は全体の14%だった。

 サーフライフセービ ング協会のブレット・ウィリアムソン代表取締役は「自分の泳力を過信したり、常識に欠けることなどが、毎年女性よりもはるかに多くの男性が死亡する理由で す。また薬物やアルコールに関連した溺死事故の多さが懸念されます。薬物やアルコールの影響下で海に入ることは危険というよりも、死に至る可能性があるの です」と述べている。

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