【メルボルン3日AAP】HIV感染者の男が3日、メルボルン治安裁判所に出廷し、パートナーの女性に自身がHIVに感染していることを隠した上、HIVの感染の恐れを認識しながらも避妊具を使わず性交渉を行った事実を認めた。
ジーロング在住のラム・クオス被告(28)は2月21日、判決前の公判のため、VIC州裁判所に出廷する予定。
クオス被告は昨年9月、HIVに感染していると診断を受け、パートナーにHIV感染について話し、安全な性交渉を行うように警告を受けていた。
同被告は非公開裁判を求めていたが、グレッグ・コネラン治安判事はその申し出を却下。「私の見解では、今回のケースはVIC州裁判所で正式な手順と審理をもって適切に処理されるべき内容」とコネラン治安判事は語った。