【キャンベラ4日AAP】税関職員は2日朝、シドニー空港に到着したロサンゼルス発シドニー行ボーイング747機のトイレで5.7キロのコカインを発見した。
職員や麻薬捜査犬のチームは、トイレのゴミ箱の中に袋詰めにされた12個のコカインを発見。このコカインを市場で販売すれば、推定66万ドルの価値があるという。
税関マネージャーのゲイル・ブラウン氏は、発見されたコカインは豪連邦警察に引き渡したとした。ブラウン氏は、「何者かがコカインの密輸を試みたが、ある段階で怖くなり捨てたと考えられる」と声明文で発表した。
税関職員は乗客の検査をするとともに、定期的に国際線の機体を検査している。「今回のコカイン発見は、定期検査の実施の必要性を改めて認識させる例となった」とブラウン氏。