一般

キャンプファイアー、バーベキューでのやけどに注意

   【ブリスベン6日AAP】QLD州消防・救出サービス(QFRS)は6日、夏のこれからの休暇シーズンに向けて、子供のやけどを防ぐためにもキャンプファイアーやバーベキューの火は正しい方法で消すようにと警告した。

   QFRS長官のリー・ジョンソン氏によれば、やけどで入院する幼児の数は夏季期間に増加するという。キャンプファイアーによってやけどした被害者の平均年齢は2歳半で、バーベキューによる被害者の平均年齢は3歳半。

   ジョンソン氏は、キャンプファイアーに土や砂を上からかぶせて消火しても熱はそのまま中に残るために、周辺を歩く人にとって隠された危険となると注意し、土や砂ではなく水をかけて消火するようにと呼びかけた。土や砂を上にかけて消火した場合、100度以上の熱が最長24時間も保たれるが、水で消火した場合には10分後に熱は全くなくなるという。

   王立児童病院やけどセンターのベリンダ・ウォリス氏によれば、70度の熱を持つ物にわずか1秒接触しただけでも第3度のやけどを負ってしまうという。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら