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オーストラリア産ワインの輸出傾向に変化

 【アデレード7日AAP】オーストラリア産ワインの輸出量の伸びが減速した一方、輸出高は順調に成長したことが明らかになり、より高価なワインが輸出されている傾向が浮き彫りとなった。

 オーストラリアワイン・ブランデー公社の報告によれば、2007年11月末までの12カ月間のワイン輸出量は4400万リットル増の7億9500リットルで、1998年以来最低の伸びであった。その一方で、同期間の輸出高は2億2700万ドル増の30億2300万ドルに達しており、過去3年間で最大の成長だった。この結果から、より高価なワインの輸出が増え、安価なワインの輸出が減っていることが明らかとなった。

 オーストライア産ワインの輸出先の第1位はイギリス(2億8900リットル、9億8000ドル相当)で、第2位はアメリカ(2億1100リットル、9億3800ドル相当)、第3位がカナダ(5000万リットル、2億8900万ドル相当)となっている。

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