【シドニー15日AAP】テン・ネットワークは、シドニーのボンダイビーチで14日夜、スコット・ライトさんがサメに腕をかまれたと報じた。
14日夜、ボンダイビーチで泳いでいたライトさんは、サメに襲われた後、岸までたどり着いたものの、激痛のため岩上で意識を失ったという。ライトさんは15日朝、恋人によって発見された。
現場に居合わせたサーファーのベン・デイビスさんは、「彼の腕はえぐられていた。あれはサメにかまれた跡だ」と話していた。
「サメは私の腕にかみついて放さなかったので、サメの鼻を殴って逃れようとした。このまま死ぬと思った」とライトさん。
ボンダイのライフガードは、サメは深海で発見されることが多いが、まれに網を通り抜けてビーチ周辺まで近づいてくることがあると話した。
ボンダイビーチで最後に人がサメに襲われたのは今から70年前。ライフガードによると、「もしライトさんを襲ったサメがもっと大きかったら、ライトさんは助からなかっただろう」と語った。