【シドニー１６日ＡＡＰ】ＮＳＷ州セントラルコーストにあるアボカビーチのガソリンスタンドで１５日夕刻に、客の男（４９）が店の入り口にガソリンをまき散らし、マッチで火をつける事件が発生した。

   数分以内に地元の消防車が到着し迅速な消火活動を行なったため、火が大事に至ることを押さえることができた。ＮＳＷ州警察の発表によれば、男２人組みの客の１人がガソリンをまいた後に点火したという。ガソリンスタンドの従業員は入り口の燃える店から逃げ出すのに成功し、犯人の男を捕まえた後、現場へ到着した警察へ引き渡した。アボカビーチ在住の４９歳の男が、放火による故意の器物損壊の罪で起訴されたが保釈され、１月８日にゴスフォード地方裁判所へ出廷する予定。

   一緒にいたもう１人の男の行方をめぐって警察の捜査が続いている。男は身長１６８センチ前後、中肉のヨーロッパ系で、きれいに髭をそってあり、白髪混じりの短く刈った髪だったという。事件の目撃者はクライムストッパーズ１-８００-３３３-０００まで通報を。