【シドニー24日AAP】パルマラート・オーストラリア・リミティッドは、同社の牛乳に殺菌剤が混入した形跡があったことから、同製品の回収を実施している。
同社によると、対象となる製品は消費期限が2008年1月5日のフィジカル・ノー・ファット・ミルクのプラスチックボトル(2リットル用)。約1041本が同社のロックハンプトン工場から出荷されており、バンダバーグとケアンズ間ですでに配送されている模様。
「ロックハンプトン工場で製造されたいくつかのプラスチックボトル(2リットル用)の中に殺菌剤が混入ていたことが分かっている。同製品を摂取した場合、炎症、吐き気、嘔吐などの症状が見られることがある」と同社は声明文で述べた。
消費者は回収の対象製品を摂取しないように警告されているが、万一、健康状態に不安を感じる場合は、医師の診断を受けるように勧告されている。同製品を購入した消費者は、購入店に返却し、払い戻しを受けることができる。
詳細に関しては、1800676961に連絡を。