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ジェットスター航空機内で発見された白い粉末の正体は「でんぷん」

 【ブリスベン28日AAP】28日午前、ゴールドコースト発シドニー行きのジェットスター航空機内で不審な白い粉末が発見されたためフライトがキャンセルされるという出来事があった。だがその後、粉末の正体は料理用の「でんぷん」であることが判明した。

 午前6時20分発のフライト搭乗が開始される前に機内後部で乗務員が半カップほどの量の白い粉末を発見した。オーストラリア連邦警察が機を隔離し、粉末を分析したところ、この粉末には毒性や引火性、爆発性は無く、おそらく調理に用いられたでんぷん質の物質であることが判明した。

 ジェットスター航空スポークスマンのシモン・プレジェリオ氏は、キャンセルされたフライトに搭乗する予定だった乗客には、ジェットスター航空やカンタス航空の別便が手配されたため、全員が同日中に目的地に到着できるとだろうと述べ、「遅滞について陳謝いたしますが、不審物が発見された場合には、今回のような手順に従わなければならないのです」とコメントしている。

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