【メルボルン7日AAP】VIC州政府は7日、同州の2007年度の年間水消費量が前年度の2006年から15.75%(690億リットル)減少し、3690億リットルだったと発表した。VIC州民は水消費量の減量に成功したことになる。
ティム・ホールディング水道相はジ・エイジ紙に対し、2007年は例年以上に猛暑の年だったにも関わらず、メルボルンの貯水池には約30億リットルの水が確保されており、これは前年同時期の貯水量を勝ると語った。
ホールディング氏は「節水制限が功を奏したといえる。政府はバランスの取れた政策を施行した。家庭や企業が積極的に節水に協力してくれたことで、さらなる強硬な節水政策をとる必要がなかった」と述べた。
2007年度は前年度よりも降水量がわずかに増加したが、年間を通じてレベル3Aの節水制限が施行された。