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妊娠中の油と魚の摂取、子供のアレルギー防止に役立つ

   【シドニー15日AAP】最新の研究結果によれば、妊娠中に地中海ダイエットを中心とした食事を摂った場合、生まれてきた赤ちゃんが幼児期にアトピー性皮膚炎やアレルギー症状を発生するのを防止することに役立つという。

   ギリシャの医師らによって行われた今回の研究では、妊娠中にオイルや魚を中心とした食事を摂った女性から生まれた子供は、7歳前にアレルギー性疾患にかかる確率がそうでない子供と比較して45%低いという。同研究は1997年に、地中海のメノルカ島で出産前検診に参加した約500人の妊婦を対象として行われ、6年後に、これらの女性から生まれた子供のアレルギー疾患に関する検査が実施された。

   1週間に、3回以上魚を食べ、8回以上野菜を食べ、豆類を1回以上食べることが、特に効果的とされている。赤身の肉を1週間に3回以上食べた場合は、子供がアレルギー疾患を引き起こす危険を高めるという。

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