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健康的なライフスタイルで、安全運転を

   【シドニー16日AAP】最新の研究結果によれば、健康であることが安全運転につながるという。シドニー技術大学が16日発表した研究結果では、年齢や経験と同様に、健康やライフスタイルが交通事故を引き起こす危険因子の中に含まれることが指摘された。

   同研究を率いたサラ・ラル博士によれば、睡眠時無呼吸症の患者が運転した場合、飲酒運転と同様に危険だという。これは睡眠時無呼吸と飲酒が脳の活動に同様な影響を与えるため。

   同博士は、「飲酒運転を別とすると、若者の間で交通事故を引き起こす危険度が高い人を予測するのに最も有効な要因として、肥満度指数(BMI)とアルコール摂取の習慣が挙げられます」、と説明し、「肥満は年配のドライバーにもみられる重大な危険因子です。高いBMI値は倦怠感の増加や、急激に疲労感に襲われたり、反応時間が遅くなることなどにも密接に関係しています」と警告した。

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