【シドニー21日AAP】21日夜、シドニー・シアター・アワードの授賞式が行われ、マイケル・ガウ氏の「トイ・シンフォニー」が7つの賞を受賞した。同作品は、仕事に行き詰まりを感じている脚本家の話。
「トイ・シンフォニー」に主役を演じたリチャード・ロクスバーグが最優秀男優賞、共演者のモニカ・モーガンが最優秀女優賞、ラッセル・ディクストラが最優秀助演男優賞に選ばれた。
ガウ氏は、最優秀メインステージ・プロダクション賞と最優秀新オーストラリア作品賞を受賞。
ケイト・ブランシェットと夫のアンドニュー・アップトンも授賞式に司会者として参加し、芝居の力強さ、質の高さ、多様性を賞賛した。
また、オーストラリア・プロダクションの「ビリー・エリオット」は、ミュージカル部門で3つ全ての賞を受賞し、圧倒的な強さを見せつけた。 ミュージカル部門で最も優秀なパフォーマンスを披露した男優に贈られるジュディス・ジョンソン賞には、ロクラン・デンホルム、ライズ・コサコフスキー、ラーミアン・ニュートン、ニック・トゥイ二ーの3人の若手男優が選ばれた。また、女性部門ではジェネビーブ・レモンが受賞した。