一般

ホンダ・シビックの修理代はトヨタ・カローラの7倍

【シドニー24日AAP】 同じ条件で起きた事故による故障でも、ホンダ「シビック」の修理費用は、トヨタ「カローラ」より7倍も高くなることが最近の調査で明らかになった。
 
この調査は、NRMA保険会社が、オーストラリア国内売り上げトップ9の小型車を対象に、国内の自動車事故では最も多い、時速10kmで走行中に起こった衝突事故を再現して行われたものである。調査では、バンパーの修理費用が一番高いことが明らかになり、同社は調査結果をもとに、各自動車製造会社へバンパーの設計を見直すよう要求した一方で、消費者に対しては、自動車購入時には、修理費用も考慮するよう呼びかけた。
 
NRMA保険会社の調査責任者である、ロバート・マクドナルド氏によると、ホンダ「シビック」の修理費用が7386ドルと最も高く、これは同車の販売価格のほぼ3分の1にあたるという。次いで、スズキ「スイフト」が、5547ドルである。
 
「しかしながら、トヨタ・カローラは、低速度で走行中に起こった事故による修理費用がわずか1019ドル、同車の販売価格の4.4%にしかならないという結果であったことは喜ばしい」と、マクドナルド氏は語った。
 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら