【メルボルン25日AAP】 メルボルンの平均的な住宅の価格は、2007年、25%以上も跳ね上がり、国内で最も急成長した都市であることが最近の調査で分かった。
オーストラリアン・プロパティ・モニターズ(APM)が行った不動産価格の調査結果によると、平均的な住宅の価格に関して、メルボルンが25.2%と、国内で最も高い住宅価格の上昇率を見せた。次いでブリスベンが20.1%、アデレードが20%、ホバートは11.3%の上昇率、シドニーは4.8%、一番低い上昇率だったのは、パースの1.7%であった。
APMの総支配人であるマイケル・マックナマラ氏によると、メルボルン周辺のサバーブのなかには、2007年だけで住宅価格が50%も上昇した場所もあったとのことで、「この調査結果は、メルボルンで住宅購入を検討している人たちを落胆させた」と話した。
一方、オーストラリア統計局によると、2007年、メルボルンの家賃の上昇率は5.4%で、こちらも、1991年以来最大の年間上昇率となった。