【ブリスベン27日AAP】27日、ゴールドコースト沖でマグロ釣りをしていた男性(20)がサメに襲われ、右足に重傷を負うという事故があった。
男性は27日午前7時30分ごろ、マグロ漁船に乗船し、QLD州クーランガッタから100カイリの沖合いでマグロを釣っていた。漁船に引き揚げられていた体長3メートル、体重90キロのアオザメの尾びれを男性が誤って踏んでしまったため、サメが男性の右足ふくらはぎにかみついた。サメは足に食いついて離れず、最後は周囲の人がサメの頭部を切り落として、ようやく引き離すことができた。
重傷を負った男性は午前10時40分ごろ、救命ヘリコプターでゴールドコースト病院に搬送され、緊急手術を受けた。ダリン・ハッチマン救急救命士は「男性が生き延びたのは幸運なことです。主要な血管や動脈を避けるようにかまれていました」とコメントしている。