【メルボルン28日AAP】元AFLのスター選手で、メディアで活躍するウェイン・キャリー容疑者(36)がポート・メルボルンにあるラウズ・ストリートのアパートで27日午後8時ごろ、家庭内で口論していた最中に、駆けつけた警察に催涙スプレーをかけられ逮捕された。
警察は、逮捕した男が元AFL選手であること以外は明らかにしていないが、事件の目撃者は、逮捕された人物はウェイン・キャリー容疑者だと証言している。
VIC州警察のスポークスマン、ウェイン・ウィルソン上級警官は、今回の口論では2人の女性が関与しているとした。「警察が駆けつけたとき、男が警官に暴行を加えた。その後、警官は催涙スプレーをかけて男を逮捕し、セイント・キルダ警察署に連行。そこで取調べが行われた。警官に対する暴行容疑で証拠が集められる予定」とウィルソン上級警官。
別の目撃者がザ・ヘラルド・サン紙に語ったところによると、キャリー容疑者は混乱した様子で、催涙スプレーの影響をかなり受けていたという。
キャリー容疑者はカンガルーで244試合に出場し、引退前にはアデレード・クロウズで27試合に出場。2004年6月に引退したキャリー容疑者は現在、ナイン・ネットワークでAFLの「フティー・ショー」や「フティー・クラシファイド」などのコメンテーターを務めている。キャリー容疑者は娘が誕生して2カ月後の2006年2月、妻と離婚。現在、ガールフレンドであるモデルのケイト・二―ルソンさんと同棲している。