国際

流刑囚の遺跡、世界遺産にノミネートされる

 【30日AAP】オーストラリアの流刑囚遺跡11カ所が、新たに世界遺産の登録にノミネートされた。

 ノミネートされた遺跡は、NSW州で4カ所(パラマッタにある旧総督官邸とその敷地、シドニーのハイドパ―ク兵舎、シドニーのコカトゥー島流刑囚遺跡、ワイズマンズフェリー近郊のオ―ルドグレートノース・ロード)、ノーフォーク島で1カ所(キングストンとアーサーズベールの歴史地区)、TAS州で5カ所(タスマン半島のポートアーサー遺跡、ホバートのカスケーズ女性工場、マリア島のダーリングトン保護観察所、プレマデイナの炭坑遺跡、ロングフォード近くのブリッケンドンとウールマーズ・エステート)、WA州で1カ所(フリーマントル刑務所跡)となっている。

 国内では既に17カ所が世界遺産に登録されており、グレートバリアリーフ、カカドゥ国立公園、ウィランドラ・レイクス地域、ロード・ハウ諸島、タスマニア原生地域、オーストラリアのゴンドワナ熱帯雨林、ウルル・カタ・ジュター国立公園、QLD州の湿潤熱帯地帯、WA州のシャーク・ベイ、フレイザー島、オーストラリア化石哺乳類発掘現場(リバースレイとナラクート)、ハード島とマクドナルド島、マッコリー島、ブルーマウンテンズ地域がこれに含まれる。

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