【キャンベラ30日AAP】スリランカは、30日、オーストラリアのクリケット・チームであるプライム・ミニスター11とのキャンベラで行われたワンディ・マッチで勝利。ツアー開始早々勢いをつけた。
スリランカは、18オーバーを残しながら、4ウィケットで勝利。オーストラリアのチームが38オーバー目でボールドを取られるまでに挙げたスコアはわずか152だった。
スリランカのチームの中では、ラミッシュ・マリンガ選手、ファーヴェズ・マハルーフ選手、イシャーラ・アマラシンゲ選手の活躍が目立った。
スリランカ・チームのキャプテンであるマヘラ・ジャヤワーディン選手が、「我々のプレイには手直しが必要である」と語った一方で、プライム・ミニスター11のキャプテン、キャメロン・ホワイト選手は、「テストマッチにおける、将来の有望選手たちにとってはいい経験になったので、勝利はそれほど重要なことではない」とコメントした。
5日にブリスベンで行われるインドとのトライ・シリーズ・マッチを前に、スリランカのチームは、2日に、タスマニアにてその他のツアーマッチを行う予定。
写真上:ケビン・ラッド首相と豪州コニカ・ミノルタの賀治社長
写真下:試合の模様
以下、豪州コニカ・ミノルタの賀治社長より当日のレポートを頂きました。
試合は結局スリランカが勝ちました。正式の試合だと5日間ですが、今回は1日の試合です。
それでも朝10時に始まり夜7時ごろまでで、選手も途中で45分のLunch Timeがあり、観客は1日ビールやワインを飲んだりおしゃべりを楽しみながらゆったりと観戦しているリズムは忙しい日本には無いものですね。
Mr, Prime Ministerはとても気さくでスピーチがうまく、私には「こんにちは、私はケビン ラッドです」と日本語で話しかけてくれました。
もちろん中国語に堪能なので知っていましたが、さすが外交官だっただけあり、とっさに日本語が出てくるのは感心しました。
コニカミノルタは16年以上にわたりCricket協会をサポートしいて、今回はThe Lodge(首相公邸)でのプレカクテルパーティーと試合当日スタジアム内レストランでのPM Lunchに招待されました。私にとって始めてのクリケットの試合であることを話すと、「そうでしょう。でも日本でもクリケットが盛んになるといいですね。各都市にチームができて。クリケットはすばらしいから。」とクリケット絶賛です。
コニカミノルタは連邦政府の国防省や各州政府にコピー機を納入するなど政府機関と密接な関係を築いており、豪州企業として社会貢献もしっかり果たしていくつもりです。今回クリケットの楽しみ方が少しわかったような気がします。