【シドニー4日AAP】テレストラはインターネット上のいじめや子供への嫌がらせを防止するために、200万ドルをかけた新プログラムを開始した。
テレストラ基金のサイバー・セーフティー・プログラムは、今後3年でさまざまな団体に年間7万5000ドルの補助金を支給する。これらの団体は、いじめ、インターネット依存症、個人情報の盗難などを含むサイバー上の安全性に関する問題に取り組む。
テレストラ基金のハーブ・エリオット議長は、インターネットや携帯電話を使用する子供の数はますます増加している一方、いじめ、嫌がらせ、犯罪の犠牲となる子供がいると話した。
「オンライン上でいじめや嫌がらせを受けたという子供の報告件数は増えている。一方、子供たちがインターネットや携帯電話を使用することで恩恵を受けているのも事実。だからこそ、我々は子供たちの安全を守るためのプログラムや研究を支援し、この傾向を食い止めたいと願う」とエリオット議長。
先日、クイーンズランド工科大学は研究結果を発表し、ティーンエイジャーの93.6%が携帯を使用したいじめの犠牲になっていることが判明した。
テレストラ基金サイバー・セーフティーの補助金への申請締切は4月4日。オンラインでの申請はwww.telstrafoundation.comまで。