【キャンベラ4日AAP】ウェイン・スワン財務相は、連邦議会は4日、新規住宅購入者の貯蓄を支援するため、税制優遇措置を認める決定を行ったとした。
政府は、新規住宅購入者の貯蓄を促すファースト・ホーム・セーバー口座の設置を承認。
「このスキームはマイホームを手に入れるという若い世代の夢の実現を支援するもので、比較的長期的な措置となる。新規に住宅を購入しようと貯蓄している若い世代は国庫負担金を受ける。これは彼らへの限界税率が15%引かれることに等しい」とスワン財務相。
低所得者が納税後に積み立てした額が年間で最高5000ドルまでの場合、最低15%の国庫負担金を受けることができる。
ファースト・ホーム・セーバー口座はインフレと闘う施策の一環で、政府は個人貯蓄の促進と金利抑制の効果を狙っている。
同スキームは今年後半から開始される予定。