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豪政府 アジア太平洋諸国との関係を重要視 

 【キャンベラ10日AAP】ステファン・スミス外相は10日、豪政府は国連との親密な関係を含め、多国間協調を進める必要性を認識していると述べた。

 「国連との関係をより一層深める必要がある。国連は国際問題において、もっと中心的な役割を担うべきだと考える」とスミス外相。

 また、スミス外相は、豪政府はインドと日本が国連安全保障理事会の常任理事国入りすることを強く支持すると述べた。

 日本の捕鯨に対するオーストラリアの外交運動が引き続き行われている中、豪政府は、日本との経済、安全保障、戦略面での強固な繋がりを維持することに積極的な姿勢を示した。「長い間、日本はオーストラリアにとって最も親密な友好国であったと同時に、オーストラリアがアジア太平洋地域で地位を確立するために支援してくれた国。豪日関係は貿易や投資だけでなく、安全保障や戦略面でも極めて重要であると認識する」とスミス外相。

 同相は、そのほかの最優先事項として軍備縮小や核拡散防止に関する問題を挙げ、太平洋諸島の情勢を含め、アジア太平洋地域の問題に関しても最善の努力を払う必要があるとした。

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