国際

ダーウィンで、第66回目の日本軍空襲による戦没者慰霊祭

 【ダーウィン19日AAP】NT準州で19日、大砲が撃たれ、サイレンが鳴り響く中、1942年の日本軍ダーウィン空襲による戦没者を悼む第66回慰霊祭が執り行われた。大雨の中、何百人もの退役軍人、被害者の家族や友人らがダーウィン慰霊碑に花輪を捧げた。

 オーストラリア本土が攻撃されたのは、この1942年2月19日の日本軍戦闘機2機によるダーウィン空襲が初めてだった。公的な記録では、少なくとも243人が死亡し、何百人もが負傷したとあるが、退役軍人の中には死亡者数を1500人と推測する人もいる。

 1943年11月までに、NT準州は少なくとも64回の空襲に遭ったが、最初の2回による被害が最も大きかった。最初の40分間の空襲で、ダーウィンの町は大打撃を受け、軍艦8隻とダーウィン空港の戦闘機は1機を残してその他全機が破壊され、91名の海軍兵が死亡したという。

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