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豪政府、ミナミマグロの輸出承認を延長

 【キャンベラ22日AAP】オーストラリア政府はミナミマグロの輸出承認を2010年半ばまで延長した。

 ピーター・ギャレット環境相は「環境省による漁業持続性評価に基づき、私は承認延期を許可しました。環境省からは、この延期によって短期間のうちにミナミマグロの保護や存続に悪影響が及ぶことはないという助言を受けています」と声明の中で述べている。しかし、今回の決定に対しては、絶滅の危機を長年訴えている環境保護団体から抗議の声が上がるのが確実とみられる。

 ギャレット環境相は「最近、みなみまぐろ保存委員会が総漁獲可能量を21%削減したことは、種を存続させるうえで大きな前進だと考えます。同委員会では、オーストラリアの漁獲割当量は削減されませんでした。これはオーストラリア政府の漁業管理に対する信頼の表れです」と述べている。

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