【キャンベラ24日AAP】野党外交スポークスマン、アンドリュー・ロブ氏は、11月に実施された総選挙でハワード元首相が再選していたとしても、今年中に豪軍隊のイラク撤退を開始していただろうと話した。
ハワード前政権は、早急の撤退がテロリストの世界中での動きを活性化させると主張し、労働党の軍隊撤退計画を激しく非難していた。また、総選挙を目前に、ジョン・ハワード元首相は豪軍隊は任務が終了するまでイラクに駐留すべきと語っていた。
一方、国防軍のマーシャル・ヒューストン空軍大将は先週キャンベラで開かれた上院予算委員会で、豪軍隊がイラクを撤退する時期に来ていると語った。
ロブ氏はABCテレビに対し、「ヒューストン空軍大将が述べられたとおり、誰が政権を獲得していたとしても、軍隊のイラク撤退は行われる予定だった」とし、ハワード元首相も撤退を計画していたことを主張した。「同件に関して、アメリカ政府とすでに議論が行われている」とロブ氏。