【シドニー25日AAP】シドニー・モーニング・ヘラルド紙は26日、2月15日~19日までの期間に1000人を対象に実施した最新の世論調査で、モリス・イエマNSW州首相の支持率が昨年の州選挙時以来18%も落ち込んだと報じた。
調査によると、イエマNSW州首相の支持率は34%で、1998年3月以来州首相としては最低の支持率となった。
一方、バリー・オファーレル野党党首の支持率は27%。
州首相としてどちらが好ましいかという質問で、イエマ州首相が45%だったのに対し、オファーレル氏が30%を獲得し、票数を伸ばした。これは野党党首が過去10年間で獲得した最高支持率。
調査では、回答者の64%が州政府の電力民営化計画に反対の意を示した。州議会が開幕する26日、株価の売却に反対する抗議団体が議会周辺に集まることが予想される。