【シドニー9日AAP】モリス・イエマNSW州首相は買い物用のレジ袋に1ドルの課税をする法案は、金利の上昇やガソリン価格の高騰で家計が苦しい家庭にさらに打撃を与えることになるとし、同法案を非難した。
ニューズ・リミテッドは9日、ピーター・ガレット環境相は同法案に関して食品小売業者と協議を行っていると報じた。
レジ袋1枚に対して最低25セントの税金が課せられる可能性がある。小売店では週に大量のレジ袋が使用されていることから、家庭は年間156ドルを税金として納めることになる。
コールズやウールワースは、「買い物税」は年間6億5000万ドル~25億ドルになると予想しているが、これは課税額やレジ袋の使用を諦める買い物客の割合によって異なる。
イエマ州首相は、レジ袋の廃止は大切だが、苦しい家計を考慮することはさらに重要とした。「レジ袋問題の重要性は認識している。しかし、我々は家計にこれ以上の影響を与えないような方法で問題解決に取り組む」とイエマ州首相。