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VIC州で7歳未満の子供は前方座席に座れなくなる見込み

 

 【メルボルン16日AAP】VIC州で7歳未満の子供を車の前方座席に座らせることを禁じる法案が作成されている。新道路安全法の一部として、来年2009年に導入される予定で、子供の交通事故死や大ケガを抑止するのがねらい。

 この新法のもとでは、4歳未満の子供を前方座席に座らせることが禁止され、4~7歳の子供については後部座席が他の7歳未満の子供で陣取られている場合に限って、前方座席に座らせることが許される。これに違反した運転手は、その場で罰金182ドルを課せられ、3点の減点となる。

 オーストラリアでは毎年500人以上の児童が交通事故で死亡し、2300人が大ケガを負っている。ジョージ・メイロイェニVIC州道路局長は、保護者や親への教育キャンペーンを行うことで、新法を理解してもらえるだろうと述べている。

 

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