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息子の試験結果に落胆、父親が学費返還を要求

 

 【メルボルン16日AAP】メルボルンで双子の息子を持つ父親が、息子たちの通う私立校を相手に学費40万ドルの返還を求める訴訟を起こした。学費返還を求める理由は、息子たちがVCEと呼ばれる州政府公認高校修了資格の試験で不合格だったため。

 法律事務所の共同運営者である父親スティーブン・ウェイべリーさんは、双子の息子をブライトン・グラマー校に幼稚園から12学年まで通わせた。ウェイベリーさん側の主張によれば、12学年において息子たちの学業成果はひどい状態に陥っていたが、学校側はこのまま継続すれば2人は学業的にも感情的にも乗り越えられると断言したという。ウェイベリーさんは、1994年から2007年までの学費40万ドルの返還、および損害賠償と訴訟費用の支払いを要求している。

 一方、ブライトン・グラマー校側の弁護士は、同校が2人に対して特別クラスを受けさせ、小学校では言語や数学の特別クラスや言語療法などを提供したと主張している。

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