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豪軍艦「HMASシドニー」の残がいを発見 ラッド首相、正式発表

 【キャンベラ17日AAP】ラッド首相は、第2次世界大戦中にオーストラリア西岸沖で撃沈された豪軍艦「HMASシドニー」の残がいが発見されたと正式に発表した。

 1941年11月、オーストラリアへ帰還するためにインド洋を航海中だった豪軍艦はドイツの仮装巡洋艦コルモランに撃沈され、豪軍艦の乗組員645人が船とともに沈んだ。以来66年間、軍艦の位置は謎に包まれたままだった。

 16日、ドイツの仮装巡洋艦コルモランがパースから北へ800キロほど離れた海洋で発見されたことが発表された。ラッド首相は、HMASシドニーは16日、コルモランから約22キロ離れた地点で発見されたとした。船体にほとんど損傷はないという。

 ラッド首相は、連邦政府はこの発見が船員の遺族の気持ちの整理に役立つこと願うと話した。

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