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妻殺害後 遺体をドラム缶に隠した男、最高21年の懲役判決

 【メルボルン18日AAP】メルボルン郊外のカルム・ダウンズ在住のフレドリック・ウィリアム・ボイル被告(58)が1983年10月6日、妻のエドウィナ・ルース・ボイルさんを銃殺後、遺体を44ガロン容量のドラム缶に詰めて23年間にわたり隠していた事件で、ジャック・フォレストVIC州最高裁判事は18日、同被告に対し最高21年の懲役判決を言い渡した。陪審員は先月、ボイル被告に対し妻殺害容疑で有罪判決を下していた。

 フォレスト最高裁判事はボイル被告には妻を殺害したことに対する反省の色が見られないと述べた。

 公判で、ボイル被告はベッドに横たわっている妻が死んでいるのを発見し、パニックになったと殺害容疑を否認していた。ボイル被告は、警察に妻の死を知らせなかったのは、当時浮気をしていたことで妻を殺害したと疑われることを恐れたからとした。

 また、ボイル被告は妻がレイというトラック運転手と駆け落ちをしたという作り話をし、23年間もの間遺体をドラム缶に中に隠していた。被告の浮気相手であるバージニア・ギサラさんは、妻殺害から2日後に被告宅へ引越していた。

 2006年、ボイル被告の義理の息子、マイケル・ヘガティーさんによって被告宅の庭にあったドラム缶から遺体が発見された。

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