【メルボルン21日AAP】VIC州政府は、地方や遠隔地で家庭用太陽熱温水器を普及させるために補助金を交付しており、その総額は3300万ドルに達する見込みである。同州では、条件を満たす住民に対して、太陽熱温水器の新設費用の一部として最高2500ドルの払い戻しをしている。
ギャビン・ジェニングスVIC州環境・気象変動大臣は、各家庭でガスや電気による発電から太陽熱に切り替えてもらうための計画の一環だとしている。「住民の中には太陽熱温水器の導入が経済的に困難だという人もいるため、VIC州政府が最高額2500ドルの補助金を交付しています。新しく温水器を購入する場合、ガスや電気の温水器は1000ドルほどかかるので、政府の補助金を利用して太陽熱温水器を購入するほうが安くなります」とジェニングス大臣。
ジェニングス大臣によれば、太陽熱温水器のほうがエネルギー効率も良いうえ、長期的に見て安価だとのこと。