【シドニー21日AAP】アデレード在住の男が、強盗の被害に遭ったと警察に通報したものの、マリファナを栽培していることがばれて、自分が逮捕されるという珍事件があった。
SA州警察によると、逮捕された男(35)は、自宅に6人組の男が窓から侵入してマリファナの植木の一部が盗まれたと警察に通報してきたという。警察は強盗犯の発見には至らなかったが、代わりに通報してきた男の自宅を家宅捜索し、寝室2部屋から大きなマリファナの植木6本を発見した。男は販売目的でマリファナを栽培した罪で起訴されている。
警察は声明を発表し、「マリファナの栽培は違法行為であるだけでなく、強盗や襲撃などの犯罪被害に遭う危険をはらんでいるのです」と述べている。