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無人踏切で車が電車に衝突 母と娘が死亡

 【メルボルン24日AAP】メルボルン南西部のウィンチェルシー近郊にあるモリアックの無人踏切で24日午後2時24分ごろ、5人が乗った四輪駆動車が電車に突っ込み、母親(38)と娘(14)が死亡、そのほか息子2人と父親(30)が重傷を負った。

 事故を起こした車は日産車のナバラで、衝突の衝撃で150メートルほど引きずられた。

 

 重傷を負った8歳と10歳の息子2人と父親はメルボルンの病院へ搬送された。3人の容態は深刻だが安定している。

 衝突された電車はV-Lineのワーナンブール行きで、乗客にけがはなかった。

 VIC州救急サービス(SES)のスポークスマン、ティム・ウィーブッシュ氏は「今回の事故はイースターホリデイの最後に起こった悲劇」と述べた。

 また、VーLineのスポークスマン、クリス・ホワイトフィールド氏は「事故現場は無人踏切で、一時停止の道路標識があっただけ。車は電車の3両目に衝突した。電車が車に衝突するケースが一般的だが、今回は車が電車に衝突するまれなケース」と語った。

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