【シドニー28日AAP】歌手セリーヌ・ディオンさんが体調不良のため、28日と29日のシドニー公演を延期することになり、謝罪コメントを発表している。
30日に40歳になるカナダ出身の歌姫セリーヌ・ディオンさんは10年ぶりに世界ツアーを行っており、28日と29日夜にシドニーのエンターテイメント・センターでコンサートを行う予定になっていた。しかし28日正午になって、体調不良を理由に公演のキャンセルを発表し、広報担当者は声明の中で「セリーヌはオーストラリア入りして以来、呼吸器感染症にかかり、気管支炎と咽頭炎を発症しています」と公表している。ディオンさんは今週行われる予定だったブリスベンやメルボルンでの公演もキャンセルしていた。
ディオンさんはファンに向けて謝罪メッセージを発表しており、「長い間、私はコンサートを行うことを楽しみにしてきました。延期になったことで、ファンをがっかりさせてしまい、本当に申し訳ありません」とコメントしている。
なおシドニーでは代替公演が4月5日と6日にエイサー・アリーナで行われ、パースでは4月8日にメンバーズ・エクイティ・スタジアムで行われる予定。なお、チケット購入者で代替公演に行くことができない人は、一定期間内に払い戻しが可能とのこと。