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子供の拒食症患者が増加-専門医療チームが結成される

 

 【メルボルン29日AAP】オーストラリア初の、子供の拒食症を専門に治療する医療チームが、メルボルンのロイヤル小児病院で結成されることになった。専門医療が新設される背景には、子供の拒食症患者数の急増がある。

 メルボルン大学は、チームを率いる人物として学識経験者を任命するものとみられている。資金はメルボルン大学やロイヤル小児病院、ベーカー信託の共同基金でまかなわれる。

 ロイヤル小児病院青少年保健センターのスーザン・ソーヤー教授は「10年前には、12歳や13歳以下の子供が神経性無食欲症を患うなど聞いたこともありませんでしたが、今では珍しいことでもなくなりました。私どもの診断基準が変化したわけではありません」と述べている。ソーヤー教授がこれまでに治療した拒食症患者のうち、最年少は9歳の子供だったという。

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