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タクシー運転手2人、暴行を受ける 同一犯行グループか

 【シドニー31日AAP】警察はタクシー運転手2人がシドニー西部の同じエリアで30日夜、3人の男に暴行を加えられた上、強盗に遭ったとし、2つの事件が同一グループの犯行の可能性があると発表した。

 タクシー運転手は30日午後8時ごろ、ギルドフォードのバンガー・ストリートで乗客3人に暴行を受け、タクシーを盗まれた。3人はタクシーを奪い去り逃走。警察はその後、近郊のパーカー・ストリートで炎上しているタクシーを発見した。運転手は軽症を負い、ウエストミッド病院へ搬送された。

 運転手によると、犯行グループは太平洋諸島系で20歳~25歳の間、うち2人は大柄で1人は痩せ型という。

 同日午後8時15分ごろ、別のタクシー運転手がウィララ・ストリートで被害に遭った。運転手が乗客2人を降ろしていたときに、別の男1人がタクシーに近づき、3人が運転手に暴行を加え、現金を奪った。運転手にけがはなかった。

 2件の犯行グループに関する情報が類似していることから、警察は同一グループによる犯行との見方を強めている。捜査は今後、引き続き行われる予定。

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