国際

ラッド首相、6月に日本訪問

 【キャンベラ2日AAP】18日間の海外主要国訪問の旅に出ているラッド首相に対し、長年の友好国である日本を訪問しないことに批判が集まっている中で、6月に首相の訪日が実現することが発表された。

 今回のラッド首相の海外周遊訪問先に日本が含まれていないことに関しては、野党からの批判が首相に集中しており、連邦野党のブレンダン・ネルソン党首は、豪の最大貿易相手国であり、なおかつ外交において重要な味方である日本を訪問する重要性をラッド首相は徹底的に無視したと非難した。

 ラッド首相はこれに対し「訪日時期に関しては今年1月からずっとその時期を検討してきた。公式訪問というものは、まるでルービック・キューブを解くように多様な問題を解決しながら実現されるものである」と、批判を受けたことで訪日時期が早まったのではないか、という説を否定した。

 具体的な日本訪問日は明らかにされていないが、日本の捕鯨に関して議論が予想される国際捕鯨委員会の会議が開催される数日前の6月20日頃ではないかと見られている。 

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