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シドニー空港の管制官の半数が病欠、午後のフライトに遅れ

 

 【シドニー4日AAP】4日午後、シドニー空港の航空管制官のうち半数が病気で欠勤したため、フライトが最大で60分遅れる事態となった。

 カンタス航空とヴァージンブルー航空は、午後のフライトに30分から60分の遅れがでたことを認めている。ヴァージンブルー航空スポークスマンは、シドニー空港に接近した航空機の多くが、着陸許可が下りるまで上空で待機状態に置かれたと述べている。

 航空管制を管理しているオーストラリア航空サービス(ASA)のスポークスマンは「今日の午後、6名の管制官のうち3名が病気のため午後のシフトを欠勤しました。管制官1名を補充したものの、通常よりも少人数だったため、安全を確保するためにもシドニー空港への到着便を減らさざるを得ませんでした」とコメントしている。なおASAは、この日の管制官の病欠率の高さが単なる偶然だったのかについては言及していない。

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