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副首相がラッド首相を擁護-「ブッシュ米大統領への敬礼は軽い冗談」

 

 【キャンベラ6日AAP】17日間にわたって世界各国を訪問中のケビン・ラッド首相は、時差や過密スケジュールのせいで疲れを感じているものの、仕事はきっちりとこなしているようだ。

 先日行われたNATO首脳会議では、ラッド首相がブッシュ米大統領に敬礼している様子が映し出されたため、オーストラリア国内では批判の声が上がった。ジュリア・ギラード副首相は敬礼騒動について「一国のリーダーであっても人間ですから、誰だって時には冗談のひとつもするでしょう。ケビンはブッシュ大統領に中途半端な敬礼をして、ふざけただけです。それ以上の意味はありません」と述べており、ラッド首相を擁護している。

 また、ギラード副首相は「常にケビンは仕事に集中し、驚くほどの量の仕事をこなします。今回の海外訪問では、世界経済に関する話し合いや情報収集などが行われており、オーストラリアにとって非常に重要な意味を持ちます」とコメントしている。

 

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