【シドニー9日AAP】9日発表の「より良い精神衛生のための機関間活動計画」に関する報告では、NSW州の10万人に対し8人が自殺行為者ということが明らかにされ、1979年以来最低の自殺率を記録したことが発表された。また同州は、他の州と比べても最も自殺率が低いことが分かった。
同報告によるとNSW州の15歳から24歳までの自殺率は10万人に対して7.2%。この率は国内でも最低、また同州において1996年以来の最低率であるという。
モリス・イエマNSW州首相はこの報告内容に対し、「自殺者数を少なくすることは政府の重要課題である。経過報告内容によって州の精神衛生サービスの方向性は間違っていないことが確認された」とコメントした。