【ブリスベン10日AAP】10日に発表されたQLD州にあるオーストラリア動物園の声明によると、同動物園の創始者であり、また2006年に死去したクロコダイル・ハンター、スティーブ・アーウィン氏の父でもあるボブ・アーウィン氏に対し、退職金として100万ドル相当の不動産や車、また年金として毎年9万9840ドルがオーストラリア動物園より支給されという。
ボブ・アーウィン氏は36年前にオーストラリア動物園をオープン。その後、息子のスティーブさんが世界的に有名な観光名所へと築き上げた。スティーブさんの死後、アーウィン氏は経営から身を引いたが、先日行われたABC局のインタビューでは引退の理由を、自身が同動物園のイメージに破壊的な影響を与えているためと語った。
しかしながらアーウィン氏の引退に関しては、同氏が孫娘ビンディちゃんのタレント活動に反対していることや、スティーブさんの未亡人であるテリさんとの経営に関する方向性の相違が原因という憶測が伝えられている。