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店頭表示価格とレジ価格の誤差に注意!

 

 【メルボルン13日AAP】2月18日から29日まで、公正取引局が年次走査監査を実施し、店頭で表示されている商品価格と、レジのスキャンで読み取られた価格を比較調査した。公正取引局の監査官らは、州および領地にある200店舗で、日用品5000品の価格について調査を行った。

 その結果、スキャン誤差が出ない確率が最も高かったのはVIC州という結果が出た。VIC州では、調査を受けた店舗のうち52%で、レジ価格と店頭価格に誤差がみられなかったという。続いてWA州が44%で2位につけた。一方、最下位は首都特別地域(ACT)で20%だった。

 トニー・ロビンソンVIC州消費者問題相は、店頭表示価格とレジ価格が一致しない店舗は公正取引法に違反している可能性があると述べたうえで、「在庫管理や価格設定がコンピュータ化されたことで、店側の作業は容易になりました。けれども、今回の調査により、一部店舗は、消費者離れを防いで商売を続けていくために、もっと努力する必要があることが明らかになりました」とコメントしている。

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