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鉛で汚染された雨水タンクの水 

 【シドニー13日AAP】モナッシュ大学とオーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)が実施した研究の結果、メルボルンの雨水タンクの水が鉛、アルミ二ウム、鉄などで汚染されていることが判明した。

 雨水タンクの屋根に使用されている鉛が原因で、水に含まれる鉛の量が著しく上昇している。中には飲用水のガイドラインの50倍もの鉛が検知されたタンクもあった。

 同研究では「アルミ二ウム、カドミウム、鉄、亜鉛が雨水タンクの水から検知され、それらの数値が健康に害がないとされるレベルの範囲を超えていた」と報告されている。報告書の共同著者であるモナッシュ大学のグレース・ミッチェル氏は、この研究結果から雨水タンクの水を飲用水として利用しないように人々に警告する必要性がさらに高まったと述べた。

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