【キャンベラ16日AAP】AAMIがドライバー2503人に調査を実施した結果、74%が環境に優しいエタノール混合ガソリンの使用を避けていると回答したことがわかった。
また、エタノール混合ガソリンが車のエンジンに及ぼす影響はないことが大きく宣伝されているにも関わらず、41%がエタノール混合ガソリンは自分の車に適していないと回答した。
AAMI広報課のジェフ・ヒューズ氏は、気候変動への国民の意識が高まりつつあることを考慮すると、これは驚くべき結果と述べた。「多くのドライバーが二酸化炭素排出量の削減に努力している中、オーストラリア人の約4分の3がエタノール混合ガソリンやバイオガソリンの使用を避けている」とヒューズ氏。
また、ヒューズ氏はガソリンのコストや二酸化炭素の排出量を削減するために、低燃費で大気汚染への影響が少ない車の購入を望むドライバーが増加しているとした。
同調査の結果、エタノール混合ガソリンは通常、無鉛ガソリンよりも3~4セント安いにも関わらず、13%がエタノール混合ガソリンを購入しない理由はその価格が高いからと答えていたことが分かっている。